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JAMは機械・金属産業を中心とする産業に働く仲間が結集する産業別労働組合です。

JAM甲信
杉原孝一執行委員長・新年のご挨拶

 

景気回復を願い、
物価上昇に負けない賃上げを!

 明けましておめでとうございます。
 2024年の新春を、健やかにお迎えのこととお慶び申しあげます。旧年中は、JAM甲信の諸活動に対して、ひとかたならぬ御支援、御協力を賜り、厚く御礼申し上げます。本年も引き続き宜しくお願い申し上げます。
 本年は『甲辰(きのえたつ)年』です。甲と辰が合わさる2024年は、辰年のキーワードである「変革(転機)」や「激動」が示すように、大きな出来事が起こると予想されます。株式相場では、天高くのぼる竜に守られる辰年は「強運」や「お金に困らない」といった言い伝えがあります。また辰年は景気が良くなると言われており、株式相場の格言として「戌亥の借金、辰巳で返せ」とあります。戌亥年でできた借金も、辰巳年で取り返せるという意味です。言い伝えではありますが、過去実際に株価が高値を付けていることから、景気回復を願い本年がこの格言のような素晴らしい一年になることを願うばかりです。
 昨年を振り返ってみますと、新型コロナウイルス感染症に関しては、2類から5類へ移行され、さまざまな生活様式がコロナ前に戻りつつあるといえますが、いまだ感染の終息には至っておりません。またロシアによるウクライナへの軍事侵攻、10月に起きたパレスチナ・イスラエル戦争により、多くの民間人に被害等が出ており、世界経済にも大きな影響をもたらしています。為替は年初から円安に振れ11月には一時151円台まで達しました。その結果、原材料や食料品を輸入に頼っています日本においては多くの物が値上がりし、物価上昇も近年にない上げ幅となりました。また、企業業績においても円安の影響は顕著であり、輸出関連企業では利益が出ているものの、多くの中小企業では厳しい環境となっているのが実情です。
 そのような中、2023春季生活闘争は、賃金の「底上げ」「底支え」「格差是正」に向け、賃金の絶対額を重視し賃金水準にこだわった要求の考えを基に、交渉に当たられた皆様が共に働く組合員の事を思い「人への投資」と月例賃金にこだわり粘り強い交渉をして頂いた結果、単純平均、加重平均共に過去最高水準の賃上げを実現することが出来ました。2024春季生活闘争も厳しい環境になると思われますが、物価上昇に負けない賃上げを実現するため、前年を上回る取り組みを着実に進めて参りましょう。
 一方、2025年に行われます第27回参議院議員・比例代表選挙ですが、共に働く仲間、労働者が安心して働くことができる環境を構築していくためにも、郡山りょう氏の必勝実現に向け運動を進めていきたいと思っておりますので、組合員皆様のご理解ご協力の程お願い致します。
 組合員の思いが集まればそれだけ大きな力となり、職場課題の解決に向けた大きな一歩となります。私たち執行委員、各地区協議会幹事、書記局が「ONEチーム」として、職場の皆さんとのコミュニケーションを大切に、日常の世話役活動を通じて、安心・安全で働き甲斐・やり甲斐のある環境を皆様と共に築いていきたいと思います。
 結びに、2024年においても皆様からのご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げますとともに、今年一年が、皆様にとって、明るく希望に満ちた年となりますよう、共に頑張ることをお誓い申しまして、年頭のご挨拶とさせて頂きます。
                                    
                                    執行委員長 杉原孝一

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