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JAMは機械・金属産業を中心とする産業に働く仲間が結集する産業別労働組合です。

トピックス2023TOPICS 2023

活動報告

JAM甲信2023年度ハート基金贈呈式
子どもの健全育成のために
~JAM甲信ハート基金~

 JAM甲信は、組合員から募金いただいた年末カンパ金を、「JAM甲信ハート基金」として、各地区協内における団体や施設に寄付を行っている。贈呈先は、各地区協持ち回りとし、本年度は「上伊那地区協管内2団体」、「飯田地区協管内2団体」に寄付を贈呈した。
 贈呈先については、「次世代育成」、「子供の健全育成」、「若年層の就労支援」を行っている団体・施設に募集をかけたところ、下記4団体へ寄付することが決定し、上伊那地区協、飯田地区協の役員がそれぞれ贈呈先へ足を運んだ。

 2023年度の贈呈先は下記の4団体

1)上伊那地区協:2023年6月29日(木)   訪問者 橋爪議長、小林事務局長、小林組織部長
■フリーキッズ・ヴィレッジ
 フリーキッズ・ヴィレッジでは、「山村留学」「おやまのおうち(民泊)」「みんなの村(遊び場)」「子育て支援」「山里整備」の5本の柱をベースに、地域で子育てをする村、子育てしやすい村、暮らしやすい村を目指して活動されている。ハート基金は、みんなの村に木工の好きな子供たちのために、雨の日でも作業が出来る屋根のある木工場を作成する材料費に充てたいとのことで贈呈した。
■伊南子ども劇場
 伊南子ども劇場は、鑑賞例会(プロの生の舞台を見る)と自主活動(キャンプ等の体験活動)を二つの柱として活動している。高学年サマーキャンプは毎年継続して行なっている活動であり、小学校4年生から高校生まで60名程が参加をしているとのである。ハート基金については、サマーキャンプを実施するにあたってのテントと、事前事後の打ち合わせに使うためのプロジェクターの購入に充てたいとのことで贈呈した。

2)飯田地区協:2023年6月29日(木)   訪問者 松田議長、木下事務局長、小林組織部長
■もりの学校
 もりの学校では、へき地に住んでいたり、経済的理由などから十分な学習環境が得られなかったりする子どもたちのために、プログラミングを題材に、子どもたちの居場所を提供している。ハート基金は、プログラミングクラブの開催(年24回)とプログラミング大会(年1回)、誰でも使えるプログラム教材の開発とウエブ公開をしていきたいとのことで贈呈した。
■恩がえしIILA
 恩がえしIILAは、「生きものの暮らしをよくすること、生きものを大切にする人を増やすこと」を目的に、学校飼育動物の飼育作業の手伝いをする「飼育補助事業」や、地域の川を子どもたちと一緒に清掃するイベントなどを展開している。ハート基金はまずは缶バッチ作成機の購入に使いたいとのことで贈呈した。河川清掃で回収したごみの破片を材料として、子どもたちが自由にデザインしたエコな缶バッチを作成し、参加の記念として持ち帰って頂きたいと考えている。

     
     フリーキッズ・ヴィレッジ                伊南子ども劇場

     
         もりの学校                     恩がえしIILA


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JAM甲信第15回安全衛生交流集会
安全に取り組む意味を再認識しよう

 JAM甲信は、6月16日(金)に岡谷市のライフプラザマリオを主会場に「第15回安全衛生交流集会」を開催し、対面とWebの併用にて32単組・支部、47名が参加した。また今年度も使用者側にも参加をお願いし、3社7名の方にWebにて参加を頂いた。安全衛生に関する意識の向上とその手法の高位平準化を図るため、例年、安全衛生交流集会を計画・実施しているが、昨年に続いて工場見学・グループワークは行わず、講演会のみの開催とした。
 講師に㈱辻安全サービスセンター代表取締役の辻太朗氏を招き、「『ホンネ』と『タテマエ』の中で本当の安全を作る」と題して講演を頂いた。
 辻氏は、「安全に絶対はない、危険は絶対ある。目的を失った安全は「やらされ安全」となり、本当の安全ではない。安全に取り組む意味と価値を再認識して作業に臨むことが重要である」と説いた。
 また交流集会の後半では、安全衛生標語とイラストの審査結果が報告され、標語部門で入選されたシチズン労組ミヨタ支部の山崎秀之さん、イラスト部門で佳作となったNTN労組長野支部の松原宏明さんに対し、表彰が行われた。
 参加者からは「実例も交えた講演で、非常に分かりやすかった」「身近に危険があるということ、自分の基準だけで終わらせないことが大事であると分かった」などの感想があった。
 毎年6月は、7月の安全衛生週間に対する準備月間となっている。安全を第一に、JAM甲信では引き続き様々な活動を通じて、その重要性を周知するとともに安全衛生活動を一層推進していく。

     
    橋爪安全衛生部長より挨拶               交流集会に参加した参加者

     
   安全に取り組む意味を説く辻講師               質問をする参加者

     
 標語部門入選の山崎さん(左)(シチズンミヨタ)      イラスト部門の表彰(NTN長野)


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第27回参議院議員・比例代表選挙組織内候補予定者 「郡山りょう」氏来たる
必勝を期すことを確認!!

 6月度の地区協幹事会や機関紙JAMのNo.292でもお伝えしてきた通り、JAMでは政策実現活動の取り組みを強化するために2025年7月に施行予定の第27回参議院議員・比例代表選挙に向けてJAMの構成単組出身の「郡山りょう」氏をJAMの組織内候補予定者として擁立し、必勝を期することを去る5月26日の第42回中央委員会(臨時大会)において満場一致で確認した。
 その後、JAM甲信においても6月7日に開催した第6回執行委員会に「郡山りょう」氏を迎え入れ、ご本人の決意表明を受けると共に全員で必勝を期すことを確認した。

     
  決意表明を行なう「郡山りょう」氏            熱い想いを語る「郡山りょう」氏

     
    杉原執行委員長とガッチリ握手!!        出席者と共に。必勝を期すことを確認。

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2023年度男女参画セミナー
アンコンシャスバイアスの払拭が必要

 JAM甲信男女共同参画委員会は、2023年4月15日(土)に「男女参画セミナー」を岡谷市「ライフプラザマリオ」を主会場に、Zoomを利用したWeb併用開催にて開催した。参加者は山梨・長野から女性23名を含む34単組96名に、連合山梨・長野の7名、講師書記局の6名が加わり計109名となった。
 今回は、連合の芳野友子会長に「ジェンダー平等・多様性の推進をすべての運動の中心に」と題し講演を頂いた。
 芳野氏は会長就任に至るまでの経緯や想いを話された後、連合の政策と政策実現に向けた政党との連携など、会長ご本人からでないと聞くことのできない内容を語られた。
 後半では、本題であるジェンダー平等について日本の置かれている現状や課題について話され、男女平等参画には男女共にアンコンシャスバイアスの払拭が必要であることを説かれた他、最後に「クリティカル・マス(決定的多数)=量的変化が質的変化に転じる境目」として、各級議会をはじめ会社や労働組合における意思決定の場に女性の参画30%を掲げているので、実現するまで大変かもしれないが、役員への就任要請などあった場合は「ノー」と言わずに奮闘頂きたいと女性に対するエールが送られた。
 開催後のアンケートによれば、「芳野会長の実体験を聞けて良かった」「国、企業、個人の考え、価値観を変えていかなければ女性が活躍できる環境は作れないと思った」「会社主導で男女共同参画の取り組みはあるが、労働組合として男女平等の目標を掲げて活動は出来ていない」「職場点検の重要性を改めて感じた」「女性の悩みを理解し吸い上げられるように女性役員比率三割を目指したい」などの声が寄せられ、参加者にとって有意義なセミナーになった。

     
  挨拶を行なう池田男女共同参画委員長         ジェンダー平等の課題を説く芳野連合会長

     
    真剣に講演に耳を傾ける参加者①           真剣に講演に耳を傾ける参加者②

     
     質問をする参加者①                  質問をする参加者②

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2023年度第3回単組役員研修会
模擬労使交渉でノウハウ学ぶ

 JAM甲信は、2023年1月28 日(土)岡谷市のライフプラザマリオでJAM甲信・2023年度第3回単組役員研修会が13単組・23名の参加により開催された。前段で、佐野副書記長より「JAM甲信2023年春闘方針と要求について」の説明がされた。特に2023年春闘においては2023年において2022年と同じ生活をする=「実質生活の維持」を加味した要求を行ない、最低でも3%以上の獲得を目指すことである最大のポイントについて、価格転嫁実現の取り組みの重要性が説かれた。JAMの春闘方針を理解した上で、それぞれの単組にどう生かすかを学んだ。特に続いて櫻井書記長より「労使交渉の進め方」について交渉のノウハウ、組合役員としての心構えを研修し、その後、例題モデル企業の経営指標を基に、グループ毎経営側・組合側に別れ、経営分析を行った上で労使それぞれの立場で模擬労使交渉を行った。
 組合側は、企業経営状況と単組の組合員の状況を把握しながら要求案を立て、経営側に組合の主張をぶつけた。一方、経営側は、普段要求する側から要求されて回答する側として、企業の存続と社員のモチベーションを考えながら回答内容を準備し、お互いの立場を理解しながら真摯に時間をかけて交渉を行った。結果として4グループとも交渉成立で終えた。
 参加者からは「模擬労使交渉について、実際の交渉に近い経験が出来て良かった」、「組合、会社側と労使交渉のシミュレーションが出来て、どのように交渉していけば良いかが分かり実際の交渉で活かしていきたい」などの感想が述べられ有意義な研修会となった。

     
    春闘方針を説明する佐野副書記長          真剣に講義に耳を傾ける参加者①

     
    真剣に講義に耳を傾ける参加者②          労使交渉の進め方を説く櫻井書記長

     
    交渉前の労使別での相談                    交渉成立!!

     
    交渉結果を発表する参加者              参加者で記念撮影、お疲れ様でした

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JAM甲信第24回地方委員会・政策制度討論研修会
賃上げ実現 実質生活の維持の為に

 JAM甲信は2023年1月21日(土)、岡谷市のライフプラザマリオに於いて、本部より安河内会長のご臨席を賜り、JAM甲信第24回地方委員会を開催した。今年度は、新型コロナウィルス感染防止の為、対面・Web併用開催とし、対面25名、Web58名と委任状28通を集め、開催した。また、女性特別地方委員も招集し、8名の参加を得た。
 冒頭、杉原委員長は「新型コロナウイルスは感染拡大から3年が経過した。未だ終息は見られないが経済活動との両立を目指す取り組みも見られるようになってきた。また、ロシアのウクライナ侵攻は状況がより悪化してきている。加えて経済に目を向けると昨年10月には一時1ドル150円台まで円安が進み、エネルギー・原材料価格の高騰、物価上昇など、企業業績や我々の生活にも大きな影響が出始めている。2023春闘において、各単組があるべき賃金水準と賃金体系における課題を明確にその水準や賃金体系の是正を目指すことに加えて実質的な生活維持を加味した賃金改善を図ることが重要となる。「価値を認め合う社会へ」の取り組みを実践することにより、「価格転嫁の実現」を図ることも極めて重要である。賃上げを実現するために、各単組・支部での一層の取り組みの強化をお願いしたい。また今年4月には統一地方選挙が行われる。次回2年後の参議院選挙ではJAM代表を国会へ送り、村田享子参議院議員と共に働いてもらうため、政策実現活動の重要性についても組合員に伝えてほしい」と挨拶した。
 続いて安河内会長から、JAMを代表しての挨拶と春闘方針の要旨についての説明を頂いた。挨拶の中で「価格転嫁を実現しなければ、日本の産業を支えている中小企業はまさに存続の危機である。今次春闘は30年にわたる実質賃金の低下に歯止めをかけて、賃上げと経済の好循環を実現する大きな転換期である。春闘を勝利に導くことが日本経済復活の礎を築くこととなる」と説いた。
 続いて櫻井書記長から第1号議案として、2023JAM甲信春季生活闘争方針案が提案された。提案では、2023年において2022年と同じ生活をする、すなわち「実質生活の維持」を加味した要求を行ない、最低でも3%以上の獲得を目指すことが2023年春闘の最大のポイントであると説明がされ、今春闘方針について、満場一致で確認した。最後に春闘勝利に向け、杉原委員長の「団結ガンバロー」を行い、取り組みを誓い合った。
 午後の政策制度討論研修会では、佐野副書記長より第26回参議院選挙後アンケート集計結果の報告、続いて櫻井書記長より「2022年政策実現活動・最終総括(案)」が提案された。参加の地方委員より「これまでも政策制度討論研修会にてアンケートの結果の報告・総括を行なってきているが、選挙後の単組・支部、地区協の活動に総括が反映されてきたかどうか疑問である。役員に対しても政策制度に特化した研修会が必要ではないか」との質問があり、櫻井書記長より「学習強化について、単組役員の年数が短くなる傾向になる中で、常に政策制度活動の重要性を訴えていくことが大事となる。青年女性協では政策制度セミナーを開催しているが、単組役員向けの研修会は実施できていない。年一回程度の研修会を設けていくことは必要と考えるので、例えば地区協の幹事会を利用することなども検討していきたい」と答弁があった。
 「政策実現活動の重要性や組織内議員の必要性を理解してもらうために、政策実現活動だけではなく、日常活動とりわけ組合員との対話や意見をまとめて要求する労働組合の基本ともいえる活動が出来ているか否かを検証し、出来るようにしていく。加えてJAM甲信としても、構成単組の皆さんが日常活動がしっかりできるように、より一層サポート体制を強化していく」との最終総括がされ、「2022年政策実現活動最終総括(案)」が満場の拍手で確認された。

     
    開会の挨拶を行なう杉原委員長         今次春闘の重要性を説くJAM・安河内会長

     
    春闘方針案を提案する櫻井書記長          杉原委員長の音頭で団結ガンバロー!!

     
    地方委員会(メイン会場)           佐野副書記長より参議選後アンケート結果報告

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津田弥太郎元参議院議員の受章を祝う会
各組織より祝意と御礼が伝えられる

 JAM甲信は、2022年12月26日(月)、諏訪市の「ホテル紅や」において、「津田弥太郎元参議院議員の受章を祝う会」を開催した。津田元参議院議員ご本人のご意向を尊重してJAM本部、山梨・長野シニアクラブ、JAM甲信よりそれぞれの代表者に出席してもらい計7名での開催となった。
 JAM甲信・長野県連会会長の岩崎副執行委員長からの主催者代表挨拶の後、各組織の代表よりお祝いの言葉の他、2期12年に渡りJAMのみならず全ての労働者を代表した議員活動を展開されたことに対する称賛の言葉や勇退後も地域活動に参加され、議員時代に培われた厚生労働に関する知識や情報を講演会などで提供頂いていることに対する御礼が述べられた。
 これを受け、津田元参議院議員より「今回の叙勲は私一人の功績に対してではなく、JAMの取り組みに対する叙勲である。現在、JAMの組織内国会議員は不在だが、3年後には何としても組織内国会議員を誕生させ、JAMの活動をより強化してもらいたい」との挨拶があった。 

     
   花束を受ける津田元参議院議員(左)     叙勲額の前で津田元参議院議員(前列中央)を囲む

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2023年度個別賃金研修会
格差の是正 個別賃金方式で

 JAM甲信は、2022年11月19日(土)岡谷市ライフプラザマリオで、5単組6名の単組役員を集め、個別賃金研修会を開催した。
 講師を務めた佐野副書記長は「春闘における平均賃上げ方式は、その配分について会社任せになっており、『もらってみないと分からない』というケースが多い。また、平均賃上げ方式ではある年齢の平均賃金水準を示すのみであり、例えば中だるみの賃金実態等の格差がある場合、是正は難しい。従って、従業員一人一人の賃金が分かる個別賃金の取り組みが必要である。また、賃金制度、人事制度がある場合でも、総額原資確認や個々の評価確認を怠っていると賃金制度導入時に描いたモデルラインより低いラインになっていることもあるので、労働組合による実態運用の管理も必要である」と説いた。
 その後、賃金分析プログラムの使用方法について説明を行ない、参加者それぞれが自単組のデータを用い賃金プロット図を作成した。参加者は初めてプログラムに触れることもあり、最初は操作に戸惑う様子も見られたが、演習が進むにつれて年度ごとや人数規模での比較も行なえるようになった。
 参加者からは、「賃金分析プログラムの使用方法を理解できたので良かった」、「自単組の賃金データを活用して、今後の闘争を進めていきたい」などの感想が寄せられた。
 JAM甲信では、平均賃上げ要求をする単組が圧倒的に多いが、個別賃金の手法を使った自単組の分析をしっかり行い、春闘要求に生かしてもらうために、引き続き個別賃金研修会を実施していく。

     
    真剣に講義に耳を傾ける参加者          個別賃金の重要性を説く佐野副書記長

     
    個別賃金方式を学ぶ参加者①              個別賃金方式を学ぶ参加者②

     
    PCを用いて賃金分析を行う参加者          参加者で記念撮影、お疲れ様でした

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2023年度広報セミナー
構成を考えて書こう!

 JAM甲信は、2022年11月12日(土)岡谷市ライフプラザマリオで、JAM甲信の教宣部員並びに、単組の広報担当者である、2単組2名の単組役員を集め、2023年度広報セミナーを開催した。
 本セミナーは初級編であり、午前中は講師の小林組織部長から写真の撮り方、文章の書き方とその見出しの作り方、取材の仕方や構成に至るまでの、広報紙作成の基本的手法が説明された。講義の中では「強調したいことを記事の初めに据える逆三角形の記述を心がけよう。記事を書く上で5W1Hは基本であり、その中でも『誰が』『どうした』の記載について、特に意識してみよう」と構成を考えて文章を書く重要性が語られた。その後、合同演習として進行中であった「広報セミナー」を題材に、ポイントを確認しながら受講者全員で体験した。
 午後は、受講者それぞれが広報紙を作成した。1 つ目のテーマは「広報セミナー」とし、合同演習の内容を参考に、各自記事にした。2 つ目のテーマは別フロアで同時開催されている「単組役員研修会Ⅱ経営分析のすすめ」とし、開催現場へ実際に出掛け、講師や研修会参加者への取材、会場の写真撮影も体験した。
 広報セミナーの受講者からは「広報担当として今まで単組の新聞を発行してきたが、今回学んだことを今後の新聞作成に活かしたい」、「取材は初めてで、取材相手にどう聴いたら良いかが難しかったが、取材から記事作成までを通して演習が出来たので良かった」などの感想が寄せられた。

     
    広報紙作成に取り組む参加者           単組役員研修会講師への取材にチャレンジ

     
    単組役員研修会参加者への取材             広報セミナー参加者で記念撮影

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2023年度第2回単組役員研修会
財務諸表を読み解こう!

 JAM甲信は、2022年11月12日(土)岡谷市ライフプラザマリオで、14単組24名の単組役員を集め、2023年度第2回単組役員研修会を開催した。今回の研修会では、櫻井書記長より「経営分析のすすめ」と題した経営分析に関する講義があり、財務諸表の見方、分析方法について学んだ。櫻井書記長は「労働組合は、雇用合理化提案の際はもちろんであるが、組合員の生活に直結する企業の財務状況を平時より把握しておく必要がある。よって、経営チェックと提言要求を行なうためにも労働組合の役員は財務諸表を読み解く力を身につけておくことが重要である」と語った。その後、例題の企業の経営指標を元に経営分析を実際に行い、分析結果を発表しあった。参加者からは、「経営分析は今までやったことが無かったため、理解度はまだまだだったが、会社状況を把握する上で学習しなければならないと思った」「今年から執行委員になったが、財務諸表の見方がよく分かり良かった」などの感想が述べられ、有意義な研修となった。  
 JAM甲信では年3回単組役員研修会を開催しており、2023年1月28日(土)には、より実践的な「春闘交渉の進め方」について学ぶ、第3回単組役員研修会を開催する予定となっている。また、JAM甲信では、単組のニーズに合わせた出前研修も実施しているので、活用をお願いしたい。

     
    講義に耳を傾ける参加者              経営分析の重要性を説く櫻井書記長

     
    経営分析の実習に取り組む参加者            研修会参加者で記念撮影

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2023年度JAM甲信共済推進全体会議
可処分所得の向上 保障の見直しで!

 JAM甲信は、2022年11月5日(土)岡谷市のライフプラザマリオで、51単組から80名の単組役員、共済担当者が参加し、2023年度JAM甲信共済推進全体会議を開催した。
 冒頭、杉原推進委員長は「東日本大震災から11年が経過した。近年では自然災害の発生頻度が高まっており、今年も台風や豪雨に見舞われた地域もある。そのようなリスクに備え、JAM共済の推進・加入については、単組で一層の取り組みをお願いしたい」と挨拶した。また、櫻井事務局長より、2022年度のJAM本部全体の加入・給付状況についての説明があり、加入状況については自家、こくみん共に一部特約は増えているが、全体的に減少しているので一層の加入促進をお願いしたいと要請があった。一方、給付状況についてはコロナに起因して病気入院の件数・金額が増えていることが報告された。また2023年度の方針としてはICT環境の活用を進め、新たな活動スタイルの構築を目指しながら、現状厳しい物価高の状況であるので、可処分所得を増やすために保障の見直しをしてもらい、個人共済の推進に取り組もうと呼びかけた。
 後半は自家共済推進委員会と提携共済推進委員会に分かれて分科会を行い、それぞれ活動方針、キャンペーン等について、確認された。また前年度の推進活動に対する表彰を行った。
 自家共済、提携共済ともに、組合員に寄り添い、暮らしを守り、命を守る共済活動の基本的な理念のもと、積極的な共済運動に力を入れて取り組むことを確認した。

     
    共済推進を呼びかける杉原委員長          共済マニュアルを説明する中村職員

     
    甲信作成の推進動画視聴(提携共済)        説明に耳を傾ける参加者(自家共済)

     
      キャンペーン表彰(提携共済)            キャンペーン表彰(自家共済)

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津田弥太郎さん令和4年秋の叙勲受章
津田弥太郎さんに旭日重光章

 JAM参与で元参議員議員の津田弥太郎さんが、令和4年秋の叙勲で「旭日重光章」を受章することが決まりました。
 JAM組織内議員として2004年から2期12年にわたり参議院議員を務め、JAM内外の働く者の代弁者として縦横無尽の活躍をされた、津田さんの栄えあるご受章をお祝いし、心よりお慶び申し上げます。


 
 なお、以下特設サイトにてお祝いメッセージを募集中です。
               【津田弥太郎さん叙勲おめでとう】
 https://www.jam-union.org/yataro/


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2023年度第1回単組役員研修会
アンテナを広く、多面的な情報収集を!!

 JAM甲信は、2022年10月1日(土)岡谷市ライフプラザマリオで、14単組28名の単組役員を集め、2023年度第1回単組役員研修会を開催した。単組役員研修会は毎年、年3回開催しており、第1回目のこの研修会では、新たに執行部になった単組役員を中心に、リーダーの心構えと賃金制度の入門編を学んだ。昨年に引き続き今年も、新型コロナウィルス感染対策のため、募集人数も30名と絞り、3密にならないようなレイアウトで対策を取り、また、講義の後で行っていたグループワークを実施せず、座学のみの研修会となった。
 午前中は小林組織部長より「組合の役割と執行委員の心構え」についての講義があり、参加者は労働組合の基礎から、アンテナを広く張り、多面的な情報収集をしようなど、組合リーダーの心構えについて学んだ。午後は櫻井書記長より「賃金について(入門編)」と題した講義があり、賃金制度の仕組み、賃金体系の考え方、個別賃金方式への移行の重要性について、理解を深めた。
 参加者からは「単組役員の心構えについて、基礎的な内容を知ることが出来て良かった」、「賃金について考えるいい機会となった。今後自社の賃金制度について、しっかり確認をし交渉に役立てたい」、「今後単組役員として何事も経験し、積極的に参加をしていきたい」などの声が聴かれた。
 JAM甲信は、今年度は11月12日に「経営分析」を中心に第2回単組役員研修会を、また、11月19日に「個別賃金に関する学習会」、2022年1月28日に「春闘交渉の進め方」について第3回単組役員研修会を開催する予定となっている。積極的な参加をお願いしたい。
 本研修会の研修映像については、YouTubeに限定公開でアップをした。JAM甲信のホームページのメンバーズオンリー内にフォルダを用意し、その中にURLを掲載したので、多くの皆さまにご覧を頂きたい。また、JAM甲信では、単組のニーズに合わせた出前研修も実施しているので、活用をお願いしたい。

      
  組合リーダーの心構えを説く小林組織部長           熱心に受講する参加者①   


     
    熱心に受講する参加者②               賃金制度の仕組みを説明する櫻井書記長   


                    研修会参加者で記念撮影

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JAM甲信第24回定期大会
当事者意識をもって、行動しよう!!

 JAM甲信は2022年9月9日(金)、岡谷市のライフプラザマリオに於いて、JAM甲信第24回定期大会を開催した。今年度は、新型コロナウィルス感染防止の為、対面・Web併用開催とし、村田きょうこ参議院議員、本部の中井書記長を来賓としてお招きし、対面53名、Web71名と委任状34通を集め開催した。また、3年ぶりに女性特別代議員も招集し、7名の参加を得た。
 冒頭、村田きょうこ参議院議員より「先日の参議院選挙では、JAM甲信の皆さんの力強い応援を頂いたことに御礼を申し上げる。議員バッチに全国のJAMの皆さんの思いが詰まっていると感じているので、その思いに応えるために参議院議員として活動していく」と感謝と決意が語られた。
 杉原執行委員長は「まず参議院選挙の取り組みに対して、感謝を申し上げる。この勝利は現場の力が集結したことによるものである。しかし、課題もあるので甲信としての総括もしっかり行ない、2025年の参議院選挙、来年の地方統一選に繋げていきたい。また2022年春闘については、組合員の為にあるべき水準を示し、人への投資が大事であることを訴える中で、賃上げ、一時金ともに過去最高水準となった。ロシアのウクライナ侵攻が続き、円安・物価高の影響もしばらく続くことが予想されるが、生活を守るためにも2023年春闘でも、しっかりと賃上げに取り組んでいきたい」と挨拶で述べた。
 大会においては2022年度活動報告、2023年度活動方針案などが承認された。活動方針案の提案において、櫻井書記長は「目まぐるしく環境が変化しているので、今まで以上に当事者意識をもって、企業における経営状況や政府の打ち出す政策をチェックし、行動に移そう」と語った。また大会の中で、JAM機関紙コンクール5連覇のNTN労組長野支部の表彰、新加盟のシンポ労組上田支部の紹介などを行なった。
 最後に杉原委員長の団結ガンバローを行ない、参加者は連携を強めていく事を改めて誓い合った。


      
    村田きょうこ参議院議員の挨拶             村田参議院議員へ花束贈呈   


     
    JAM中井書記長の挨拶                 杉原委員長の挨拶   

     
JAM機関紙コンクールの表彰(NTN労組長野支部)     新加盟単組の紹介(シンポ労組上田支部)    

     
  新年度活動方針案を提案する櫻井書記長           会場全体で団結ガンバロー!!

バナースペース

JAM甲信

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