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JAMは機械・金属産業を中心とする産業に働く仲間が結集する産業別労働組合です。

労使会議ROUSHI KAIGI

JAM甲信では主要活動の一つとして、民主的で健全な労使会議の樹立を目的として「労使会議」を運営しています。当面、山梨・長野は別々に運営を行っています。

JAM長野第39回労使会議
取り組み事例を共有!
相手の立場で職場づくりを!

 JAM長野労使会議は、2024年7月26日(木)に、安曇野市の潟nーモニック・ドライブ・システムズ・有明工場および、松本市のホテルモンターニュ松本で、労使・書記局の31名を集め、第39回労使会議を開催した。
 第1部では、潟nーモニック・ドライブ・システムズ・有明工場の工場見学をさせて頂いた。また、会社概要の説明では60歳超社員の働き方についてやSDGsや出張授業など、様々な取り組みについて説明がされた。参加者からは「金属加工をしている現場を見てきた中で、一番きれいな工場だと感じた」「全自動でとてもきれいな工場を見ることができ良かった」との感想があった。
 第2部では、ホテルモンターニュ松本に会場を移し、採用コンサルタントの坂本旭優(あきまさ)氏を講師に招き、「離職者を出さない職場づくり 〜従業員を会社のファンにする方法〜」と題して、講演を頂いた。坂本氏は、ハローワークへ出す求人票の書き方では仕事内容の欄では多くの情報を書くことでミスマッチが防げること、選ばれる面接とは相手が魅力と思うことを伝えることが大事であり、面接後の雑談が最も重要であることなどを説いた。参加者からは「自分の取り組みや採用方法について、見つめ直す良い機会となった」「相手の立場で考えることについて、普段出来ていないので、改めて見直して実践してみたい」などの意見・感想があった。


     
    受入単組の挨拶を行う倉科委員長           受入企業の挨拶を行う浅倉執行役員

     
    会社概要説明に耳を傾ける参加者           質問を行う参加者

     
    参加者で記念撮影                  職場づくりのポイントを説く坂本講師

     
   講演に耳を傾ける参加者             お互いの共通点を見つけるワークに取り組む!!

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JAM長野第38回労使会議
価格転嫁を進める必要性を学ぶ!
働きやすさ・働きがいのある職場づくりを!

 JAM長野労使会議は、2024年1月17日(水)に、諏訪市のRAKO華乃井ホテルで、労使30名を集め、第38回労使会議を開催した。
 本労使会議には長野経済研究所理事・調査部長の小澤吉則様を講師に招き、「長野県経済の実情と2024年の展望」〜物価高騰・人手不足に直面する県内企業その対応〜として講演を頂いた。講師の小澤氏は「電子部品デバイス、生産用機械等の比率が高い長野県鉱工業生産指数はIT需要増加の風を受け、2021年にはコロナ前の水準を回復した。ただ、2024年の長野県経済の見通しは、コロナ禍からの回復による押し上げ効果が一巡することから成長のペースは鈍化し、実質経済成長率は0.6%の見込みである」「長野県企業は積極的な賃上げを実施している。賃上げのためには原資となる安定的な企業収益を確保しなくてはならず、まず遅れている「価格転嫁」を進める必要がある。一方で賃金同様に人材の定着・確保のためには、「働きやすく・働きがい」のある職場づくりが必要である」と説いた。参加者からは「長野県の情報と共に賃上げ、また働きやすさ・働きがいについて実例を交えながら知ることができ大変参考になった」「働きがいや働きやすさの重要性を再認識できた。コミュニケーションの活性化策を検討していきたい」などの感想があった。
 続いて櫻井書記長より「JAMの価値を認め合う社会へ」の取り組みに関するお願いを行った。景況調査の結果をもとに、「価格転嫁」が利益確保のカギであることを説いた。また春闘の要求提出と併せて、労務費の適切な転嫁のための価格交渉に関する指針を盛り込んだ、賃上げの実現に向けた要請を全単組・支部において企業側へ提出してもらうことを要請した。


     
    冒頭の挨拶を行なう岩崎代表幹事           価格転嫁を進める必要性を説く小澤講師

     
      講演に耳を傾ける参加者            主催者より御礼の挨拶を行なう高橋代表幹事

     
      質問を行う参加者                 参加された皆さんで記念撮影

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JAM長野第37回労使会議
工場見学&セミナーから
モノづくりに対する考え・取り組みを学ぶ
〜4年ぶりの開催〜

 JAM長野労使会議は、2023年7月20日(木)に、大町市のサントリーホールディングス(株)サントリー天然水北アルプス信濃の森工場および、松本市のアルピコプラザホテルで、労使22名を集め、第37回労使会議を4年振りに開催した。
 第1部の工場見学&セミナーでは、天然水基礎講義と工場見学に分かれ、天然水の出来る過程を学んだ。参加者からは「最新の設備が入った工場を見ることができ良かった」、「異業種でも共通のモノづくりに対する考えや取り組みが聞けて勉強になった」との感想があった。
 第2部の懇談会では、基調提起として櫻井書記長より「JAMの価値を認め合う社会へ」の取り組み経過とお願いの説明を行った。
 2023年3月の「価格交渉促進月間」の状況調査について、特に発注元(顧客)との価格交渉について、価格転嫁が実現できた内訳として、労務費では40%に留まると共に、「協議なし」の46%の中には「労務費を価格転嫁の根拠として証明しづらく、交渉は困難」「労務費は言いづらい」などの回答から状況が説明された。参加者からは「価格転嫁の実態、JAMの取り組み、政府の政策について知ることができてよかった」、「価格転嫁は継続的かつ重要な取り組みの為、良い参考になった」などの感想があった。


     
    天然水基礎講義を受ける参加者            工場見学で天然水の出来る過程を学ぶ

     
      参加者全員で記念撮影            価格転嫁の実態について説明する櫻井書記長

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JAM長野第36回労使会議
働き方改革による人材確保を
〜2019働き方改革の運用実態と留意点〜

 JAM長野労使会議は、2019年7月31日(水)に、上田市・KYB−YS梶E上田工場および、東急上田REIホテルで、労使37名を集め、第36回労使会議を開催した。
 第1部の工場見学では、KYB−YSの鋳造部門を見学した。この工場は、2016年にKYB−CADAC鰍吸収合併した工場であり、鋳造の一貫生産を行っている。エンジンや、ポンプモータなどを鋳造する溶解の炉、研磨・組立工程を見学した。従業員に対する安全教育なども行き届いており、参加者らも感心する声が聴かれた。
 第2部では、上田労働基準監督署 監督安衛課長 篠崎晋也氏を招き「2019年施行・働き方改革関連法における運用実態と留意点」と題して講演を行った。
 篠崎氏は、「日本は、人口減少、少子化の時代により、労働力確保が困難な時代に入っている。そのために、女性労働者や高齢者も働ける環境、ニーズに合った働き方を用意する必要がある。」と講演した。参加者からは「法令の中身を具体的に知ることができた。」「労使ともに人材確保の対策を早急にとる必要がある。大変参考になった。」などの感想があった。


     
      挨拶をする須田委員長               帽子とマスクを着用して見学

     
        参加者全員で記念撮影             篠崎氏より働き方関連法を学ぶ

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JAM山梨・長野合同労使会議
ベトナム進出企業から多くを学ぶ
〜JAM甲信労使会議ベトナム視察〜

 2018年12月16日(日)から12月20日(木)にかけてJAM山梨労使会議・JAM長野労使会議合同で、17名の参加によりベトナム視察を開催した。今この視察は、2019 年にJAM発足20 周年を迎えること、更にはJAM甲信内においても年々、海外進出する企業が増えており、とりわけベトナムへの進出が増えていることから今回のベトナム視察が行われた。
 視察団はホーチミン市にあり装置製造において最終精度±2μを六角レンチで仕上げるTAZMOベトナム鰍ニ焼結粉配合の特許を取得しているTPRベトナム鰍、首都ハノイ市にあり従業員の9 割が女性で復職率の高い日星電気ハノイ鰍視察した。
 ベトナムでは高卒初任給が3 万円程度で日本の約1/5でありながら視察先の経営陣は共通して「ベトナム人はとにかく真面目で勤勉、丁寧な仕事をする」と語った。またある企業では、「基礎教育2 週間、実務2 週間で一人前に仕事を任せられる」「日本語検定1 級の女性もいる」「労働組合があり労使関係は良好」と語る一方で、「優秀な人材は他企業に引き抜かれ、転職してしまう」という苦悩も語られた。
 親日で知られるベトナム、我々に多くのことを教えてくれた海外視察であった。


     
作業者の手先は器用で細やか!(タツモベトナム)         会社の前で(タツモベトナム)

     
       TPRベトナムの構内             参加者全員で(TPRベトナム)

     
 日本語堪能な現地スタッフ(日星電気ハノイ)       休み時間には軍人将棋?(日星電気ハノイ)

     
      ベトナムはバイクが一杯!?              ホーチミン廟の前で

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